沿革    History

1925年

宇野靖一により和紙問屋、宇野靖一商店を創業。(大阪市東区博労町)

1923年に発生した関東大震災の影響で経済界は深刻な不況となり、

紙業界も苦難の時期。

1931年

業容拡大の為、店舗移転。(大阪市東区南久太郎町 ※現在の大阪市中央区役所付近)

世界的な不況も次第に回復し、満州事変を境に日本国内外の情勢が慌ただしくなる。

1932年 同所に於いて宝製袋所併設。印刷、製袋等加工分野へ事業拡大。同年、満州国誕生。
1937年

韓国群山府栄町1丁目に於いて(株)信和商会設立。宇野永太郎社長就任。

同年、京城府(現ソウル)中区に京城支店開設。

この頃より日本の大陸政策によって紙の需要は急激に増加。

1938年 京城府中区大和町へ業容拡大の為移転。本格的な海外進出の拠点とした。
1941年 国策により、和紙統制会社、洋紙共販会社が設立される。 
1942年

企業合同の国策に沿うべく、宇野靖一商店、宝製袋所、坂野商店、橋本紙工所

の4社による共同事業として、大阪市北区に共和紙工(株)設立。宇野靖一社長就任。

同年12月太平洋戦争勃発。

1945年

3月14日の大阪大空襲の戦災により疎開休業。同年3月31日紙統制の接収により

紙商の営業権消滅。 同年8月終戦。

1946年 国内の紙商商権が全面的に復活。 
1949年

大阪市北区空心町に於いて(有)宇野商店設立 。初代社長、宇野永太郎就任。

資本金50万円。組織を変更し、奉書紙、自動包装用紙、文庫紙、産業用特殊紙等

を主力商品に、紙商として全国展開し、今日の営業基盤を築く。

1964年 本社社屋、宇野ビル竣工。同年、東京オリンピック開催。
1965年 資本金1,000万円に増資 
1968年

愛媛県川之江市(現四国中央市)に於いて、衣裳文庫紙他、紙加工品製造販売

を目的とし、宝(株)設立。宇野稔社長就任。 

1969年

宇野紙(株)と組織変更。初代社長、宇野永太郎就任。資本金2,500万円。

同年都島配送センター開設。(大阪市都島区友渕町) 

1976年 愛媛県川之江市(現四国中央市)に於いて宝(株)本社工場設立。
1977年 資本金3,500万円に増資。
1985年

前社長、宇野稔就任。

1988年 足立区北千住に於いて東京営業所開設。(現在は千代田区神田須田町)
1992年 愛媛県川之江市(現四国中央市)に物流会社タカラ産商(有)を設立。
1993年 物流部門タカラ産商(有)設立。
2012年 現社長 宇野雄三就任。